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祥福寺(しょうふくじ)は兵庫県神戸市兵庫区五宮町にある臨済宗の仏教寺院。 == 歴史 == * 貞享2年(1685年)12月、もと僧正眼が営んでいた平野五宮神社のほとりの小庵に、雲巌和尚によって創建され、盤珪禅師を招いて開山とし、禅寺の道場となった。 盤珪禅師は播州の網干(今姫路市内)に生まれ、龍門寺を建て「西に盤珪、東に白隠」といわれるほどの大徳で、禅師を開基とする寺院は、全国で47ヵ寺、元禄3年(1690年)9月3日龍門寺で72歳で歿してから、勧請開山となった寺が150にもおよぶほど尊敬された。 * 享保年間(1716年~1735年)廬山妙覚和尚が入山。 * 元禄3年(1690年)の届出には境内16間に6間、本堂も2間に3間に過ぎなかったが、宇和島の伊達家菩提寺から黙伝和尚が来てから、寺域を拡げ僧堂を建て、明和年間(1764年~1771年)には30間に16間となった。 * 明治元年(1868年)正月、神戸警備のために来た長州藩兵数百名がこの寺にたむろして、兵庫、神戸を護衛した。 * 明治5年(1872年)、大坂高津の少林寺より匡通和尚が法脈を継ぎ、現在地に伽藍を建て、寺門いよいよ栄えて、妙心寺派屈指の道場となった。 寺は景勝地を占め、光村弥兵衛が寄進の宝塔が緑の山腹に景観美を添えている。 * 大正(1912年~)初めごろまで、寺の東の丘に梅林があり、梅の咲くころには兵神間の風流人でにぎわっていた。 なお平野には浄土宗の東福寺と、禅宗の地蔵院がいずれも検地であったが、祥福寺は創建の日も浅く年貢地であった。 札所本尊聖観世音菩薩は禅堂近くの圓通閣に安置されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「祥福寺 (神戸市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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